まねき猫の大福帳 41
麺笑 巧真(めんしょうたくま)
特製醤油らーめん
「若い力で作る値ごろ感のある一杯」
ゴールデンウイークの連休最終日は残念ながら雨、自店は客数も少なく、個人の通常業務は終了。ふと、「この天気なら、人気店に行列なしでいけるかもしれない」と食欲が頭をよぎりました。食べログのラーメンTOKYO百名店2022・2024の受賞店はいつも長い列。慌てて、レインウエアを着て自転車を飛ばし向かったのが「麺笑 巧真」。
運よく思った通り1名も並ばずに訪店。気分よくスタッフにおすすめメニューををお聞きすると「特製醤油らーめん」とのこと。オーダーから5分ほどで着丼。噂どうりの美しくしい盛り付けです。きれいに整った麺、チャーシュー、ワンタン、煮たまご、メンマ、ねぎの具材入り。
食感の良い中細ストレート麺に煮干しの香りがする、やや薄い色の醤油味のスープ。大ぶりの薄ピンク色のチャーシューは柔らかくも食べこたえがあります。このチャーシューは、低温調理。タンパク質が凝固する60度前後で長時間加熱すると、ピンク色のチャーシューができます。低温調理は1979年にフランスで発明された真空調理とも呼ぶ、まだ新しい技術。焼く、蒸す、煮るに次ぐ、第4の調理法とも呼ばます。柔らかい肉ワンタン、煮たまごは、半熟の柔らかさ、メンマはしっかりとした噛みごたえが感じられては荷崩れしていないタイプ。全体的にもきれいにまとまってます。これだけ具材がしっかり入っていてこの価格は、かなり値ごろ感があります。
調べたところ店主は、20歳代でオープン(2020年5月7日)。国産食材を使っているが高級食材を選ばず、何とか値段を高くならないように工夫。スタッフに創業をお聞きすると「明日でちょうど5年目です」との答え。「ハイレベルでリーズナブル」の印象、今後も頑張って欲しいものです。雨は降り続き、自店の売上は望めませんが、次の雨には「行列のあの店に行こう」と手帳を見直しました。
まねき猫の大福帳
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まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
市価調は「しかちょう」と読みます。業界用語で市場価格調査の略で、マーケティングリサーチの意味も持ちます
担当猫 ナナ
世界一有名な諜報員007から命名するものの、スパイ的な仕事はしません。
特製醤油らーめん
1,000円(税込み)
店名
麺笑 巧真
https://www.instagram.com/menshow_takuma/
〒192-0046 東京都八王子市明神町4-12-2
営業時間
平日
11:00〜14:30,18:00〜22:00
土日祝
11:00〜16:00
定休日
なし
※営業日、営業時間は異なっていたり変更となる場合があります。詳しくは、店舗にお問い合わせください。
アクセス
京王八王子駅徒歩約3分
JR八王子駅徒歩約6分
駐車場
なし 近くにコインパーキングあり
撮影日 2025.5.6





