2025年3月14日 2025年3月14日 ayax

市価調 47 飲食店 33 ラーメン 10

まねき猫の大福帳 387

福満園別館　四川坦坦麺

「中華街の料理店約200店で生き残るお店とは」

ある大手チェーンの展示会がパシフィコ横浜で開催。せっかくなので、少し足を伸ばし「横浜中華街」を訪れました。突然、思いついたので下調べなし、スマホはWiFiに繋がらず困惑。しかたなく自分のカンを信じて訪店。福満園・別館は、四川料理と湖南料理を味わえるお店。湖南料理は四川料理よりも辛いといわれ、さらに酸味と香味が特徴、食欲をそそる味です。日本では「担担麺」というと「汁あり担担麺」が一般的ですが、中国では、汁のない担担麺。メニューにはやや辛、辛め、激辛と3段階の辛さを表示しているので、激辛好きにはおすすめです。私は汁ありが好きなので、メニューから四川タンタンメンをやや辛を選択しました。

日本では中華料理を四川料理、広東料理、上海料理、北京料理の4つに分類、簡略化された形が一般的です。一方、中国では山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理が「八大料理」とされています。四川料理は、雲南、四川地方など中国の内陸部で発達してきた料理。内陸性気候で寒暑の差が激しいこの地方は、食物の保存や貯蔵法が発達し、香辛料や薬味を多く使用して、濃厚で刺激の強い味付けが特徴です。

担担麺とは、辛みを利かせた挽肉やザーサイの細切りなどをのせた四川省発祥の麺料理です。その発祥は古く、1841年頃、四川省で考案され、成都で広まりました。天秤棒を担いで売り歩くというスタイルから担担麺と名付けられたと言われています。日本では、麻婆豆腐とともに、四川省出身の料理人陳建民氏が、NHKの料理番組「きょうの料理」で日本人向けに改良した作り方を紹介して、各地に広まりました。

普段、八王子のラーメンを食べることが多いので、中華街の坦坦麺はまた、別物。好き嫌いは別にして、中国の調味料を使ったメリハリついた辛さと味に満足。中華街で食べてもリーズナブルな価格は衝撃。携帯の充電がなくなり、お願いするとまさかのOK。充電器も貸してくれました。また、駅までの帰り方に不安あったので、会計後にスタッフにお聞きすると商店街の地図にボールペンで記入し丁寧に説明。毎週食べ歩きの経験からカンが当たり、とても良い店に立ち寄れました。横浜中華街の中国料理店は約200店、その中で生き残り営業を続けている店舗の秘密を自分なりに知りました。

まねき猫の大福帳

https://ayax1922.co.jp/manekineko/

福満園別館

https://fukumanenbekkan.foodre.jp

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

市価調は「しかちょう」と読みます。業界用語で市場価格調査の略で、マーケティングリサーチの意味も持ちます。

担当猫　ナナ

世界一有名な諜報員００７から命名するものの、スパイ的な仕事はしません。

四川坦坦麺　880円（税込み）

店名

福満園別館

所在地

〒192-0084

神奈川県横浜市中区山下町13

電話番号

050-5869-4324

営業時間