まねき猫の大福帳 301
からやま からやま定食（3個）
「独特の漬け込みダレのから揚げ」
都内へ仕事で通っていた頃、車が並んで駐車場入れない状態。この日、雨の日に通りがかると運よく訪店できました。「からやま」は、2014年12月、神奈川県相模原市の1号店オープンからもうすぐ10年。2022年のデーターですが、日本国内に123店舗展開しています。とんかつ専門店 「かつや」のノウハウとからあげ専門店 「からあげ縁 」がコラボレーションして誕生。揚げたてのからあげを定食にした「からやま定食」が1番人気のメニュー。
鶏肉をじっくり一晩漬け込み旨味を引き出し、外はカリッと中はジューシーな美味しい揚げたての鶏のから揚げ。1932年頃、東京の食堂「三笠」が初めて外食メニューに採用しました。当時、三笠は銀座一丁目に鶏料理専門の支店を構えていましたが、営業不振でこの支店は赤字となり、料理長が苦肉の策として考案したのが「若鶏のから揚げ」。
人気からあげチェーン「からやま」のルーツは2010年、浅草に1号店を開店した「からあげ縁-YUKARI-」。ニンニクや生姜を使用せず、同店でも限られた人しか伝承されていないという、秘伝の特製漬け込みダレによる味付けが基本で、「このから揚げをご飯と一緒に食べられたら」、とんかつ専門店「かつや」担当者が感動したのが、きっかけです。
「からやま」を展開するアークランドサービスホールディングス株式会社は、1998年にとんかつ専門店「かつや」開店。美味しさを追求し、美味しいものを手ごろな価格、良い空間で提供。飲食店の基本を忘れずQSCAの向上に努め、売上高(連結) 471憶円 (2022年度)まで成長しています。
店内は清潔で雰囲気が良く、スタッフも若く活気があり元気いっぱい。いつも通りの私のしつこい質問攻めにも笑顔で応対、気持ち良く食事できました。食品の値上げが続く中、吉野家、日高屋、幸楽苑など500円前後で食事できる外食チェーンはいつも混雑。からやま定食は独特の味と食感、とろろ昆布の味噌汁とご飯の組み合わせはバランスよく、さすがの人気メニューでした。これで590円（税別）なら固定客も増えそうです。
※QSCAとは、Quality（クオリティー）、Service（サービス）、Cleanliness（クレンリネス）に雰囲気のAtmosphere（アトモスフィア）を加えての四つの言葉の頭文字をとった飲食業界で使われる専門用語。飲食店を経営する上で基本方針として採用している店も多いようです。
からやま定食（3個）590円（税別）
アークランドサービスホールディングス株式会社HP
https://www.arclandservice.co.jp/
店舗名
からやま 日野店
arclandservice.co.jp/karayama
所在地
〒191-0014 東京都日野市上田43
電話042－582－7850
営業時間
10:30～23:00(ラストオーダー22:30)
※営業時間の変更・臨時休業が発生する場合があります。
定休日
なし
アクセス
多摩都市モノレール線 万願寺駅 出口1 (1.2km) 徒歩 約16分
京王線 高幡不動駅南口 (1.4km) 徒歩 約20分
駐車場
20台
撮影日 2024.7.16
まねき猫の大福帳
https://ayax1922.co.jp/manekineko/
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
市価調は「しかちょう」と読みます。業界用語で市場価格調査の略で、マーケティングリサーチの意味も持ちます
担当猫 ナナ
世界一有名な諜報員００７から命名するものの、スパイ的な仕事はしません。
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