まねき猫の大福帳
コスモス（秋桜）
「可憐な優しい花は、秋からのインビテーション」
コスモスの語源は、ギリシャ語の秩序、飾り、美しいという意味「 Cosmos」の言葉に由来します。このことから、星が綺麗に揃う宇宙のことを、「Cosmos」と呼び、また、花びらが整然と並ぶこの花もコスモスと呼ぶようになりました。おもに秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからついた和名「秋桜」は本来、あきざくらと読みます。
花言葉は「乙女の真心」「調和」「謙虚」です。ほかにも、「乙女の純潔」「美麗」といった花言葉も持っているコスモス。女性的で、おしとやかなイメージを持つ花です。
では、なぜ秋桜はコスモスと呼ばれるようになったのでしょうか。それは昭和を代表する歌手、山口百恵さんの「秋桜」という曲が大ヒットしたことがきっかけだと言われています。この曲を作詞作曲したさだまさしさんが、「秋桜」をコスモスと読ませ、歌謡曲がヒットしたため、その読みが一般的になったのです。
父が農家を継がず、農地を埋め立て敷地にしました。私が家の管理を怠けているため、手つかずの自然が残っています。野いちご積みができ、春にふきのとう、夏にみようが、秋には柿など家庭菜園とともに楽しめる小さな宇宙「Cosmos」。毎年秋に、この花を見ると何故かほっとして心が落ち着きます。その存在が、人と人の心を結び調和してくれるからコスモスという名がついたのかも知れません。シンプルで可憐な優しい花は、まさに秋からのインビテーション。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます
撮影日 2023.10.6
所在地 東京都八王子市元小比企町
＃コスモス
#秋桜
