街かど花だより 52

まねき猫の大福帳 449

アヤメ(菖蒲)

「爽やかな初夏の季節を告げる花」

八王子の湯殿川沿いをひとり歩きしていると鮮やかな紫の花を発見。爽やかな初夏の季節を告げる花、アヤメ(菖蒲)です。日本では北海道から九州まで、海外では朝鮮半島、中国東北部、シベリア東部などに分布。多くが山野の草地や日当たりの良い草地に自生しています。5月頃に、約8cmほどの花を1~3輪付けます。花形は主に三英花(外側の大きな花弁が3枚)。花の名の由来は、花びらに網目の模様があったことから、文目(あやめ)と呼ばれるようになったといわれています。

「いずれ菖蒲(アヤメ)か杜若(カキツバタ)」は、どれも素晴らしく優劣はつけがたいという意味ですが、見分けがつきがたいという場合にも用いられます。これは古くから二つの花が美しいことを前提として、その様子を美女に例えたもの。

色ごとに花言葉が違うアヤメ、紫色の花言葉は「よい便り」。この由来はギリシャ神話といわれています。全知全能の神ゼウスに求愛され困惑した侍女イリスは、ゼウスの妻であるヘラに懇願し虹の女神に変えてもらいます。ヘラがイリスの頭に神酒をふりかけると、ひとしずくが地上に落ち、一輪のアヤメが咲いたそうです。

学生時代のソフトテニス部の友人が潮来に住んでいます。現在、「第74回水郷潮来あやめまつり」が、令和7年5月23日(金)から令和7年6月22日(日)まで開催中。昭和27年にはじまった水郷潮来を代表するまつりで、園内には、約500種100万株のあやめ(花菖蒲)が植えられ、見頃を迎えると一面に咲き誇ります。一番の見頃は例年6月10日頃とのこと。友人に「よい便り」を出して、訪れてみようと考えました。

まねき猫の大福帳

https://ayax1922.co.jp/manekineko/

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

担当猫 いく

唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。

小比企町大橋付近

所在地

八王子市小比企町

アクセス

京王高尾線 山田駅から徒歩約11分

駐車場

なし

撮影日 2025.5.15

#礒間雅也

#株式会社アヤックス

#経営コンサルタント

#特命スタッフ

#まねき猫の大福帳

#街かど花だより

#担当猫いく

#アヤメ

#あやめ

記事が気に入りましたら是非フォローをお願い致します!