まねき猫の大福帳 406
ツツジ(躑躅)
「見る人が足を止めるほど美しい花」
ツツジは、日本や中国など東アジアが原産です。主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花。桜の開花が終わった4〜5月頃に鮮やかに咲く姿が印象的です。ツツジという名前の由来は、花が筒のような形をしているため、その名前がつけられとも、次々に花を咲かせることから「続き」が元だという説もあります。ツツジは「躑躅」と書き、「見る人が足を止めるほど美しい」、「躑」と「躅」はいずれも、たちどまる、たたずむ、の意味。
山地などに自生し、一般的な庭木の一つで園芸品種として交配され美しい品種がたくさん生まれました。観賞用も多く、庭や公園、街路などにも多数の園芸品種が植樹。常緑性であることと、剪定によく耐える性質から、年間を通して緑を提供し、春には鮮やかな花を咲かせるため、庭園設計において重要な役割。江戸時代には、「つつじ見」という言葉が生まれるほど、ツツジを鑑賞する園芸文化が一大ブームになったそうです。
群生して咲く様子は華やかですが、どこかおしとやかな印象。ツツジ全般に当てはまる花言葉は、「慎み」や「節度」「自制心」「努力」「訓練」などです。色別の花言葉は、白色は「初恋」、ピンクは「愛の喜び」、赤色は「燃え上がる想い」や「恋の喜び」など、そのイメージ通り。
上の花びらのみに斑点があることが特徴的で、これを「蜜標」と呼びます。蜜標は、昆虫に花粉を運んでもらうために蜜があることを知らせるマーク。日本人に最も親しまれている植物の一つ。桜の花見のあとは「つつじ見」が楽しみです。
まねき猫の大福帳
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まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
冨士森公園・八王子市小比企町自宅
冨士森公園所在地
八王子市台町二丁目2
アクセス
JR八王子駅南口から京王バスで「〈富士森公園経由〉法政大学行」、「〈西八王子駅南口経由〉グリーンヒル寺田行」、 「〈富士森公園経由〉西八王子駅南口行」で「富士森公園」、「市民体育館」、「野球場前(八王子市)」下車すぐ
トイレ
あり(誰でもトイレ)
利用時間:こども広場トイレは夜間閉鎖、神社側トイレは常時開放
駐車場
東側駐車場 約119台(うち障がい者用駐車場3台)
料金 無料
利用時間 8:00~21:30
撮影日 2025.5.1・4.26
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