まねき猫の大福帳 326
木槿(ムクゲ)
「花の内側が赤く、ひらひらとした白い花びら」
街かどの生垣で白い上品な花に出会いました。木槿(ムクゲ)は、花の内側が赤く、ひらひらとした白い花びら、夏から秋(7 – 10月)にかけて咲く花。特徴は、耐久性と色彩の豊かさで知られています。多くの種類があり、花の色は白からピンク、紅、紫などさまざまで、大きさは2cmから5cm程度。長い期間咲き続けるため、季節の中で楽しむことができますが、一日花で朝に開花して夕方にはしぼみます。
「槿」一字でも(ムクゲ)と読みますが、中国語の「木槿」(ムーチン)と書いて(ムクゲ)と読むことから、この漢字を用いることが多いようです。中国が原産で、主に観賞用に栽培され、庭木や街路樹、公園などに広く植えられています。
薬用植物でもあり、樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)という生薬。6 ~ 7月ごろに樹皮を採って、天日乾燥して調製されます。抗菌作用があり、水虫に薬効があるとのこと。
法的な位置づけはありませんが韓国の国花です。木槿の花言葉は、「デリケートな愛」「繊細な美」「説得」「信念」「尊敬」。このようなことから、愛する人へ贈ったり、尊敬の意を表すのに適した花とされています。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
撮影日 2024.9.25
場所 東京都八王子市万町
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