まねき猫の大福帳 312
キバナコスモス(黄花コスモス)
「野生的な美しさ、自然美」
真夏の街かどには、花の種類が意外と少ないのですが、その中で鮮やかに咲くキバナコスモス。キバナコスモスは、キク科コスモス属の多年草または一年草です。本来は多年草だが生育には最低でも10℃の気温を必要とするため、日本の市場では一年草として扱われています。
原産地はメキシコ、標高1600m以下の地域に自生。18世紀末にスペイン・マドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来しました。日本には大正時代初めに輸入。現在では日本で広く園芸品種のひとつとして栽培されていますが、一部は野生化しています。
キバナコスモスは一度根付くと、こぼれ種でどんどん増えるのが特徴。開花期も長く、夏から秋遅くまで咲き続けます。 花言葉「野生的な美しさ」「自然美」は、そんな野性味あふれる花の性質が由来。
富山県南砺市にあるイオックス・アローザスキー場では、キバナコスモスまつりが開催されます。青い空、白い秋雲、緑の山、そして黄色やオレンジのキバナコスモス。美しいコントラストが、絵画のような風景。山のテラスから情熱的な黄色とオレンジのキバナコスモスの花畑が広がり、おしゃれなベンチや白いブランコ、ドラえもんでお馴染みの「どこでもドア」なども設置されていているそうです。
キバナコスモスまつり
2024年9月7日(土)~10月14日(月祝)
https://www.info-toyama.com/events/102599
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
撮影日 2024.8.28
場所 東京都八王子市子安町4丁目31
JR八王子南口から徒歩約6分
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