まねき猫の大福帳
紫陽花(アジサイ) 「今しか見られない紫陽花壁画通り」
八王子医療刑務所跡地の北側の壁に、八王子の歴史などを描いた壁画があります。壁画は長さ140m、高さ4m。その下にすべて青い紫陽花が咲いています。紫陽花は、土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になると言われています。
壁画は、市制100周年記念事業の一部で、地元の住民と、市内にある東京造形大が協働して制作。八王子の過去から未来に向かって描かれいます。戦国武将で八王子城主だった北条氏照や松姫、八王子の街づくりをした大久保長安、戦後の復興、蒸気機関車、懐かしい織物の町八王子のシンボルタワーなども登場。
この跡地に「八王子駅南口集いの拠点」ができます。広い公園の中には市民の集いの場となる、公園、ライブラリー、交流スペース、ミュージアム、イベント会場やレストランができるというもの。令和5年3月6日に八王子駅南口集いの拠点整備・運営事業の事業契約を八王子市と八王子ミライテラスパートナーズ株式会社が締結。今後は、令和8年10月の供用開始に向け整備を進めるとのこと。
この壁画と紫陽花がこれからどうなるのか分かりません。しかし、今しか見れないと思っています。日本全国各地には紫陽花を境内に多く植えた紫陽花寺と呼ばれるような観光名所がありますが、引けを取らない美しさ。紫陽花壁画通りとは私が名を付けた八王子の期間限定の名所です。
(文中の人物名には尊称を略させていただきました)
所在地
〒192-0904 東京都八王子市子安町3-26-1
JR八王子駅から徒歩約8分
京王線京王片倉駅から徒歩約8分
撮影日
2023.6.10
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
八王子医療刑務所壁画プロジェクト
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