まねき猫の大福帳
桜(さくら)「熱意を持って桜を一本、一本植える」
敷地内の桜も満開になりました。祖父の時代まで農家でしたので手つかず自然が残っています。SNS投稿をきっかけにしてこの桜があることを知りました。母に聞くとアパートに住んでいた方が植えたそうです。
日本は法定の国花はありません。皇室の家紋のモチーフである菊や、国民に広く親しまれている桜が、事実上の国花として扱われています。サクラが特別なものとなったのは平安時代。徐々に桜の人気が高まり「花」と言えば桜を指すようになりました。
全国には個人の熱意で作られた桜の名所があります。花見山公園は「福島に桃源郷あり」と言われたほどの花の名所。花木栽培農家が善意で開放している公園です。約70種類もの花々が、まさに百花繚乱のごとく一斉に咲き競う様は圧巻そのもの。
長い年月、花を見て喜ぶ人の顔を思い浮かべ、熱意を持って桜を一本、一本植える。私が知らない方たちのお陰で美しい桜を見ることができます。
撮影日
2023.3.29
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てていくから命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。