まねき猫の大福帳 324
商店街の現状
「八王子の25の商店街を歩いて思ったこと」
2021年12月、中町商店会からスタートし、2024年8月、三崎町商研会でフィニッシュ。2024年8月、八王子市商店会連合会に加盟している26(HPでの表示は25)の商店街をすべて歩くことが出来ました。コロナ禍の市場調査から始め約2年8か月。請け負った仕事ではないので止めるのも簡単でしたが、続けることの意味や大切さを人に伝えているので粘り強く歩きました。
目立つ空き店舗
撤退した店舗に、すぐ入店が決まるのは一部の商店街に限られているようです。八王子駅周辺でも1階に店舗がないビルが増え、マンションなどの賃貸物件化。商店会と言った方がよいところも多く、利用者が限られ活気を失いつつあります。人口密度が低くなるほど経営が更に厳しくなり、閉店が続いている状況。
オンラインショッピングの普及
インターネットの普及に伴いオンラインショッピングが増加し、価格競争に弱い小規模店舗は影響を受けています。デザインや色、サイズなど在庫の確保が必要な衣料品などの業種の個人店舗は、品揃えが難しくなり数を減らしています。
厳しい生鮮食品の経営
大型ショッピングモールやスーパーマーケットが飽和状態。高い商品回転率が必要な生鮮3品の青果、精肉、鮮魚の個人の新店は、ほぼありません。地域に根付いた歴史ある店舗が後継者問題を抱えながら営業を続けています。商店街は競争の厳しい環境にさらされています。
活性化の取り組みとSNSの活用
商店街を歩いていると行列の店舗に出会いますが、調べてみるとInstagramやFacebook、エックス(旧Twitter)などで、人気の商品やメニューがお目当て。一部の商店街では活性化のためのSNS取り組みが行われていますが、全体として見ると十分とは言えません。地域の人に魅力を発信できていないため、新規顧客の獲得の問題があります。
高齢化と設備の問題
商店街の多くは建物や設備に年代を感じ、後継者のいない店舗もあり、資金や人手が不足しているため、リニューアルが進まず、顧客が訪れる際の障壁となっているようです。
まねき猫の大福帳
最新活動情報 担当猫 たま
右手を挙げ金運をまねく8匹の中で一番大きなまねき猫
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。
現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
撮影場所
八王子市
撮影日
2021.12~2024.8
八王子商店会連合会
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