値上げラッシュ!「価格改定は値ごろ感にひと工夫」
ロシアによるウクライナ侵攻や新型コロナウイルス感染症などで不確実性が高まり、原油や穀物価格が高騰しています。原料や物流コスト増の影響は大きく値上げラッシュ!。「理屈はわかる」がいざ自分に関わることになるとまた別の話。一般的に収入が上がらない現在の状況から考えて毎日の食事など、どうしてもシビアになります。
コストを価格に転嫁していかなければ経営を圧迫する要因になります。店舗や企業に合った手法で値ごろ感にひと工夫して価格改定しましょう。メインの商品だけ価格据え置きで他の商品を値上げしたり、内容量を減らしたり方法はいくつかあります。
やおきんの「うまい棒」も42年で初めての値上げ、4月1日などから12円になりました。「自社内でできる許容の範囲をはるかに超えてきている」とのこと。しかし、「耕生のフルーツ引き」「鈴ノ屋の棒キナコ飴」など、10円にこだわっている人気の駄菓子はまだまだあります。
今後は値上げによる客離れを最小限に抑えるかが課題。値上げと同時に割引クーポンを配布したり、増量セールを行ったりして割高感を少なくしましょう。スクラッチという新たな手法の10円駄菓子、JACKのサッカースクラッチもテレビで照会され話題です。