スマホアプリの明暗。「取り組み先の慎重な選定」
守秘義務がある特命スタッフは、担当した企業の内容を公開することはありません。活動情報は、あくまでも私個人として何らかの手段で入手したものです。ですから、ギリギリのところまで繊細は伏せてお届けします。
コンビニ大手のセブンイレブンが、スマホアプリ7payの第三者による不正アクセスによりお客様に被害を与えたことに対して謝罪しました。被害に対して全て補償を行い、チャージを一時停止するといった内容です。同時に始まったライバル社のアプリは多くのダウンロードを続け明暗を分けています。
顧客数をアップし、売上を上げるために導入にしたアプリが、企業イメージを下げ信用を失うことになったのは大きな痛手です。また会見でも、セキュリティインシデント発生時の計画がないまま会見したことが致命的で、火に油を注ぐ結果になりました。
あらゆる分野で独自アプリが増え、私のスマホもあふれてきました。お客様に利用しやすく、不正アクセスされない、しっかりしたアプリを開発できる企業が信頼を得られます。また、何よりも重要なのは取り組み先を慎重に選定することなのだと、身を引き締めたニュースでした。