まねき猫の大福帳
鰻の成瀬 八王子店
「急成長のFCチェーン!全国42店舗展開中」
町なかに鰻専門店が少なくなり、老舗の名店だけが営業を続けているように思います。今や、高級食になってしまった鰻ですが、「鰻の成瀬」は多くの方々においしく鰻を召し上がって頂けるようにリーズナブルな価格での提供を目指しています。うな重のメニューは三段階で、梅(鰻半身分)、竹(鰻3/4尾分)、松(鰻1尾分)、違いは鰻の量のみ。この日は梅をオーダー、ふっくら柔らかな鰻にホカホカご飯とコクのある少し甘めのタレでした。
八王子店は京王八王子駅から徒歩1分ほど、閉店したスープカレーRojiura Curry SAMURAI.の跡地に9月オープン。わずか4日で約1,000人のお客さんが来店したとの情報もあります。店舗外観などは上手くリノベーション(既存の建物を改修し、新築の状態よりも価値を高めること)した成功例。
「鰻の成瀬」はフランチャイズ本部や加盟店への支援を行うフランチャイズビジネスインキュベーション株式会社(東京都港区)が運営しています。代表取締役の 山本昌弘氏は、フランチャイズ本部及びフランチャイズ加盟者の支援から大手英会話スクール、大手ハウスクリーニング会社を経て2020年9月に設立しました。 会社も経営者も若く飲食業界の経験が少ないのが特徴。日本人が昔から親しんできた、うな重をもっと気軽にお腹いっぱい食べてほしいという思いから「鰻の成瀬 横浜店」を2022年9月にオープン。SNS上では「コスパ最強!」「値段の割に本格的」などもあがり、約1年で42店舗まで急拡大中です。このビジネスモデルはさらに広がり、今後は、他社からの参入が増えていくかもしれません。
良質で美味しい鰻を手頃な値段で提供するため、海外の厳選された養殖場で育てた、厳しい検査を通過した安心、安全、高品質なうなぎのみを使っているそうです。職人を雇わず、店内では加熱調理、オペレーションのシステム化や営業時間を工夫することで人件費を抑え、低価格を実現。提供時間もこの日は10分未満、時間短縮できたことから、仕事帰りのテイクアウトなど気軽に食べられる鰻専門店としても人気になっています。
調理時間が短く、すぐに食べられる食品を提供する業態がファーストフード。鰻の成瀬八王子店は直営店なのかFC店なの分かりませんが、この鰻はファーストフードと理解することです。寿司屋さんと回転寿司が違うように、鰻屋さんと鰻の成瀬さんは別の業態。価格だけを比較するのはナンセンス、上手く使い分けましょう。なじみの鰻専門店があれば老舗の味を楽しみつつ、若いスタッフと大勢で気軽に行くのであればこのコスパは魅力的。鰻好きの私としてはランチや差し入れなど、よい選択肢が出来ました。
うな重
梅 1,600円(税込)
竹 2,200円(税込)
松 2,600円(税込)
鰻の成瀬
https://www.unagi-naruse.com/
鰻の成瀬 八王子店
所在地 〒192-0046 東京都八王子市明神町2丁目27-1
アクセス 京王八王子駅から徒歩1分
電話 042-649-3379
営業時間
(昼の営業)11:00~14:00
(夜の営業)17:00~20:00
定休日 不定日
駐車場 なし
撮影日 2023.10.10他
市価調は「しかちょう」と読みます。業界用語で市場価格調査の略で、マーケティングリサーチの意味も持ちます。
担当猫 ナナ
世界一有名な諜報員007から命名するものの、スパイ的な仕事はしません。
まねき猫の大福帳
https://ayax1922.co.jp/manekineko/
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
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