まねき猫の大福帳 413
鮨忠 本店
「創業明治15年の老舗の味」
ランチにぎり十貫
八王子一坪パン祭りにスポンサーとして、あいさつに行った後、ランチで創業明治15年の老舗「鮨忠 本店」を訪店。創業の年(143年前)に何があったかを調べてみると、上野動物園、日本銀行が開業しています。JR八王子駅北口から徒歩約10分、駅から少し離れた八日町南交差点近く。開放感のある明るい店内、一階はカウンター席のみとなり、二階は座敷席となっています。
ランチメニューはにぎり・巻物・天丼の3種類です。どれも小鉢とお椀がついての、お手頃価格。この日は、にぎり十貫を選択しました。最初に出された小鉢は、暖かいあんかけが、とろっとした胡麻豆腐。お椀は丁寧に下拵えしたアラを使った味噌汁。
握りは十巻、どれも鮮度が良く満足しましたが、さばの押しずし、いなりや玉子焼きなどにお店の歴史を感じました。見慣れたいなりすしが、程よい甘さで美味。1個からおみやげにも出来るとのことで、このお店のおすすめなのでしょう。
にぎりを一貫食べるごとに15年ずつ年を遡る感覚。明治15年頃の寿司屋のメニューは、どのようだったのだろう。仕入は、八王子から築地に行ったのだろうか。どのように生鮮品を保管したのだろう。150年分食べ終えても、思いは尽きません。法事をはじめ冠婚葬祭など、大人数が集まるのに適したお店。創業時から政治家や企業・商家の集まりでも使われ、明治、大正、昭和、平成そして令和、八王子の歴史を見てきました。地域で143年営業の信用と信頼、鮨忠の総本山。老舗のランチで、不思議で心豊かな時間を過ごせました。
まねき猫の大福帳
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まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
市価調は「しかちょう」と読みます。業界用語で市場価格調査の略で、マーケティングリサーチの意味も持ちます
担当猫 ナナ
世界一有名な諜報員007から命名するものの、スパイ的な仕事はしません。
にぎり十貫 1,300円(税込み)
店名
鮨忠 本店
https://www.instagram.com/sushichu5.11/
所在地
東京都八王子市南町5-11
電話番号
042-622-1060
営業時間
月・火・木・金
11:30 – 14:00 16:30 – 22:00
土・日・祝日
11:30 – 22:00
営業時間は異なっていたり変更となる場合があります。詳しくは、店舗にお問い合わせください。
定休
水曜日
アクセス
JR八王子駅より徒歩約10分
京王八王子駅より徒歩約15分
駐車場
あり
撮影日 2025.5.9
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