まねき猫の大福帳 302
酒饅頭(さかまんじゅう)酒の子(さけのこ)
「見つけにくい、50年続く酒饅頭専門店」
見つけにくい酒饅頭専門店。交差点の脇にあり木の陰に隠れた民家風です。以前は暖簾も無く、電気が付いていることが営業の判断でした。あんと味噌の2種類だけしか売ってない寺田にある小さなお店。店内は大人1人が入れるくらいのスペースです。米麹を発酵させた酒水のみを使って生地を練る本物の酒饅頭。創業は昭和48年、創業者のお母様は亡くなり、お店を切り盛りされている店主は2代目の息子さん。明るくて控えめな感じが良い、気さくな方です。
お酒の匂いがふわっと広がる、フカフカでモチモチの生地。あんは粒あん、量は少なめですが、甘さが程よく小豆の風味も香ります。味噌は赤味噌を使い、甘辛くってトロッとした味。店主にお聞きすると、あん派と味噌派に分かれていて、どちらかに絞り購入しているとのことです。なんと約9から10センチの大きさ、120円というはコスパの良い価格。
酒饅頭は饅頭の原点と言われています。糀(こうじ)の醗酵力を利用して小麦の皮を柔らかく膨らませる製法。製造工程が途中まで酒を造る工程に近いこと、仕上がった饅頭も酒の香りがするので酒饅頭と呼ばれるようになりました。。饅頭としては日本最古の歴史を持ちます。起源は、中国の三国志の時代。諸葛孔明が、南蛮征伐を行う際に暴れる河を鎮めるため、お供えしたものが酒饅頭だったといわれています。その後日本には、鎌倉・室町時代に、留学の僧によって伝えられました。
正直な話、投稿を「食べてみたら、おいしかった」か「市価調」か、どちらにするかで悩みました。酒の子の酒饅頭は米麹を発酵させた 酒水だけを使って生地を練っています。そのため時間が経過すると硬くなりますが、食前にもう一度約十五分程蒸し上げると風味が元に戻ります。それができない方は美味しく味わえませんので、早い時間に買ってすぐお召し上がりください。また、店主によると焼いても美味しい良いとのこと。分かり難いお店ですが、昭和から50年以上続く酒饅頭専門店の素朴な味をお楽しみください。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
「食べてみたら、おいしかった」
担当猫まさ
美味しいものを、人から人へ手渡しで伝えていく感動のバトンタッチがテーマ。この通販ブランドを作ってくれたコピーライターから命名。
酒の子
インスタグラム
https://www.instagram.com/explore/locations/132489320622204/
メニュー
酒饅頭 あん 120円(税込み)
酒饅頭 味噌あん 120円(税込み)
所在地
193-0943 東京都八王子市寺田町179
電話
0426-61-8728
定休日
定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
営業時間
11:00~16:00(売切れ次第閉店、早く閉店する場合もあります)
駐車場
あり
撮影日 2024.8.1
アクセス
京王線めじろ台駅 徒歩約18分
京王線山田駅 徒歩約21分
#礒間雅也
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