まねき猫の大福帳 306
高尾山商店会「社会経験を経営に活す」
高尾山商店会は約1300年の歴史のある高尾山薬王院の門前に生まれた商店会です。昭和10年頃に設立され、現在高尾山の麓から山頂までの約50店舗が加入。店舗は土産物店や飲食店が多数を占めています。何世代にもわたって、家族で経営している昔からの店が多いのが特徴。時代ごとのニーズを捉えて、需要に対応し変化を続けるなど経営努力を重ねています。
高尾山は、東京を中心とする首都圏の代表的な観光地。標高は599 mで、ケーブルカー、リフトがあり、登山は容易、年間約250万人もの人々が訪れる世界一登山者の多い山です。都心から約１時間で手軽に来られる手軽さと、ビギナーからベテランまで対応できる変化に富んだコースは人々を飽きさせません。
高尾山は、正月の初詣、2月の節分、4、5月の若葉まつり、6、7月の紫陽花、秋の紅葉と１年を通してそれぞれの時期に楽しみがあります。また、夏にはケーブルカーを降りたら別世界、そこはビールとワインの楽園。昭和42年には、明治の森高尾国定公園に指定され、各種のハイキングコースがあります。近年、ミシュラン観光ガイドでの3つ星評価などの影響もあり、高尾山の人気が近年高まるにつれ、京王線沿線や高尾山口駅の周辺で、商業施設のオープンや観光施設の集積が進んでいます。
高尾山商店会には、お食事処やおみやげ屋が軒を並べています。とろろそばなど名物も数多くあり、トリックアート美術館も会員。また店主の世代交代時には、一度社会に出て経験を積んだ跡取りが、働く中で得たものを経営に活かしている姿が見られるとのこと。そのような目に見えない努力が、商店会の繁栄や発展にも繋がっているのかも知れません。真夏、汗をかきながら、久しぶりに活気のある元気な商店街を歩きました。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 はつとけん
左手を挙げる「はつ」右手を挙げる「けん」はペアのまねき猫。2匹で集客や売上アップの情報を発見。「はっけん」から命名。
所在地
東京都八王子市高尾町
アクセス
京王線・高尾山口駅下車
高尾山商店会
http://www.takaosan.jp/index.html
八王子商店会連合会
撮影日 2024.8.14
＃担当猫はつとけん
＃高尾山商店会
