まねき猫の大福帳 317
聴く「理解しようと進んで耳を傾ける」
私は、現在63歳ですが、話す年代は高校生から70歳代と幅広い環境にいます。ジェネレーションギャップを感じることもありますが、大切にしようと決めていることがあります。その中の一つが「聴く」こと。「聞く」とは音や声が自然と耳に入るという意味。しかし、「聴く」には理解しようと自ら進んで耳を傾けるという意味を持ちます。つまり、「聞く」と「聴く」の違いは本人が意図的に行っているかそうでないかです。
企業内の部署やプロジェクトチームなどで交わされるコミュニケーションにチームコミュニケーションがあります。業務に関わる情報を共有したり、進捗状況の確認などを行い、チームワークを高めるための手段。話を「聞く」時は、話し手と聴き手が向き合っていますが、「聴く」は同じ方向に向かって並んで歩いているようなイメージです。そして、チームコミュニケーションに欠かせないのは「聴く」こと。
アルバイトスタッフなどが含まれる現場でのミーティングで「今から言いたいことを自由に言ってください」と言っても活発な会話は生まれません。何を言っても否定されず、恥ずかくないと思える環境があり、このチームはいつでも聴いてくれるという信頼関係や安心感があってはじめて、人は本音や考えを話すもの。ですから、普段のなにげない会話も、けっして疎かにしてはなりません。
リーダーが聴く姿勢を持ち、それをチームの中に浸透させていく。また、聴いた後の良い体験が話し合える環境を作ります。話したことを実行に移したり、改善したり仕事の成果が生まれることで、しだいにチームコミュニケーションの高い組織になっていきます。スタッフの言い訳などにも、ある程度黙って耳を傾けるリーダーの広い度量も必要です。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫ふじ
創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。
八王子の公園 19
子安公園
「子どもからお年寄りまで利用者の多い公園」
八王子駅南口に近い住宅街の中の公園。子安公園通りに面した広い面積を持ち、フェンスで仕切られたグラウンドがあり、体を思い切り動かす遊びやスポーツができます。その周りが緑豊かな遊歩道になっていて、散歩やランニングなども可能。また、複合遊具、鉄棒、ブランコ、スプリング遊具が設置してあるエリアもあります。複合遊具は円形のうんていやミニクライミングなど、幅広い年齢が遊びを堪能。春には桜が咲き、お花見も楽しめます。中央に広いスペースがあり、盆踊りなど地域のイベント等に使用。平成25年から平成26年に再整備され、綺麗で使いやすくなりました。
撮影日 2024.8.28 2025.1.6
所在地
東京都八王子市子安町4丁目31
アクセス
JR八王子南口から徒歩約6分
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#子安公園