まねき猫の大福帳 300
節約する 「賞味期限と娘の笑顔の思い出」
私は、経済的に厳しい時代がありました。コンビニやスーパーを個人で経営していると廃棄した食品を家で食べることがあります。これは、20年くらい前の娘が小さかった頃の切ない思い出。ある日のおやつ、満面の笑みで娘が「パパ、これ賞味期限が切れていないけど食べていい」と聞くのです。賞味期限切れの食品を食べることが我が家では当たり前。その後、目頭が熱くなり強く抱きしめました。
私の体の半分は、廃棄した食品から出来ていると思います。食べられるか、廃棄するかは自分の判断だった最後の世代。廃棄品を好んで食べていませんが、我慢して食べてもいません。節約とは、無駄遣いを極力なくすように努めること。無駄遣いをやめて切りつめること。経済面だけでなく環境面においても有意義なことで、無駄を省くことは企業を持続するためにも重要です。
節約というと、苦しい方だけが取り組むと思われがちですが、実は豊かな方こそ、お金を無駄に使わないことを意識付けしているようです。そうでないと、豊かさを持続できないと知っているから。節約に取り組む時に注意が必要なのは考え方です。節約をポジティブに捉え、本当に必要なものにお金を使うという習慣。貧しい考え方だと、どんなに節約しても豊かになりにくく、反対に豊かな考え方で節約をすると、金銭面だけではなく心も豊かになっていきます。
まず、店舗や企業の経費や現状を把握。業界の平均値と比較して削減すべき経費を洗い出し、どれから実施するか優先順位を決めましょう。経費の削減は、会社全体で実行するミッション。上から目線で強制すると、不満や問題になります。スタッフに必要性を説きアイデアを収集。可能であれば、店内に経費削減を推進するチームなどを作り全員で取り組みましょう。
※賞味期限表示
義務化以前は賞味期限表示だけでなく、製造年月日表示すらないものもありました。食べられるか廃棄するかは、味、香り、色など個人の味覚、嗅覚、視覚で判断。牛乳などに一部の品目に製造年月日表示が初めて義務付けられたのは、昭和23年(1948年)。その後、昭和36年(1961年)にはJAS(ジャス)マーク品への表示、昭和45年(1970年)には政令で指定された物資(果実飲料など)に製造年月日表示が義務付けられました。賞味期限表示が導入されたのは、約40年前の昭和60年(1985年)。食品の国際基準の規格として「賞味期限表示」が初めて導入されました。
まねき猫の大福帳
担当猫ふじ
創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。
現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
八王子の公園 17
下田公園
「遊具も新しくなり小さな子供達も楽しめます」
京王線北野駅の近くにある小さな公園です。小学校と中学校に隣接し、湯殿川沿いに位置。樹々が茂り木陰があり、川も近いので風が通ります。遊具も新しくなり小さな子供達にも人気、緑の木漏れ日が気持ち良く、2つ降り口のすべり台、ブランコ、パーゴラ(日陰棚)付きの砂場が設置。フェンスで仕切られた広いグラウンドもあり、ボール遊びや自転車の練習など身体を動かすことができる広さが魅力です。
所在地
東京都八王子市打越町350
アクセス
京王線北野駅出口から徒歩約6分
撮影日2024.11.27
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