商人心得帳 82

まねき猫の大福帳 291

時を置く「八方塞がりの対処法

何らかの問題が発生した際、時間を置いたり、距離を置くことで解決できる場合があります。八方塞がりの際でも、ある程度の間隔をあけると良い方向に転換。「置く」の意味は、時間的、空間的に間を空けるということです。

短い「時」も会話には大切。聞き手の注意や関心を引き付けてから、気になっているタイミングで一呼吸置く「間」です。重要なキーワードの前に「間」を取ると効果的。聞き手に伝える情報の新鮮さやインパクトを強く感じてもらい、ワクワク感を演出します。

パソコンなどの機械もアカウントロックがかかっている状態では、正しいログイン情報を入力してもログインできません。一定の時間を空けると、問題なくログインできる場合があります。このように、身動きが取れない時は、あせって焦って自分から行動に移さず、時には少し待っことも大切。

起死回生や一発逆転の手法も良いのですが、更に深みに嵌る場合があります。自分を客観的に一歩引いて見るなど、先々の自分にとっていい結果となるように、力を蓄える準備期間と捉えましょう。暗闇の中にも、自分にプラスになるような小さなチャンスや、ちょっとしたチャレンジの機会が出てきます。

撮影場所

八王子城跡

撮影日

2020.10.12

まねき猫の大福帳

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。

現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

担当猫ふじ

創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。

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時を置く

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