商人心得帳 77

まねき猫の大福帳 279

実行する「何ができるかより、何を行うか」

考え組み立てた道筋が「計画」であり、計画を達成するための実用的な手段を用いるのが実行。「実」には本当、「行」には、行うという意味があります。計画が素晴らしくても、絵に描いた餅では役に立たちません。「画餅」は、どんなに巧みに描いてあっても食べられないところから何の役にも立たないものに例えられます。

絵に描いた餅の由来となったのは、「名は地に画きて餅を作るが如く」という文。三国志時代の歴史書「魏書」に由来するという説があります。役に立たないものを例える際に、当時の高級品であった餅が使われたことから、「画餅」という言葉が誕生。その後、日本では「絵に描いた餅」という表現に形を変えて広まったとされています。

企業の活動を「なぜ」「どうやって」「どのようにして」実行するかを社員や顧客などに明確にするためにミッション・ビジョン・バリューという表現があります。これは、ドイツのピーター・ドラッガーによって、唱えられた企業の経営方針や経営指針に対する考え方。意識を統一して実行を後押しします。

表現は違いますが、スティーブ・ジョブズの名言にも「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ」とあります。これも実行するための考え方。何ができるかより、何を行うか。最も重要な実行することを念頭に、日々活発に動いて行きましょう。

撮影日

2021.5.23

まねき猫の大福帳

担当猫ふじ

創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。

現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

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