まねき猫の大福帳 253
祝う「日常とは異なる特別な瞬間を作る」
三崎町のうなぎ重兵衛本店でお祝いの席を設けました。しばらく体調を崩ずされ、お店を休まれていましたが営業再開。ご祝儀で普段はオーダーしない特上うな重を頼みました。 食後は桑都テラスのすみれ庵で桑都焼きをパクリ。
「研修最後に行われれる試験に無事合格し、長年の夢である弁護士にようやくなることができました」年末に嬉しいLINEがありました。法学部で弁護士を目指しながら朝の勤務を週3から4回した元アルバイトスタッフからでした。
現役最短で司法試験に合格したことも立派ですが、彼が凄いと思ったところは責任感の強さ。共に働いた実質3年間で一度も遅刻せず10分前にはスタンバイ。「なぜ、遅刻をしないのか」の問いに前日から体調を整えているとの答えでした。退職時、肉の山本さんで焼き肉送別会を開き、その年のもっとも優秀なスタッフとして表彰、賞状と記念品を渡しました。
何かを成し遂げた時に、祝勝会や達成会としてお祝いをします。祝う瞬間を作ることで、見えてくるものがあります。それまでの思いや考えを伝え合う機会はありません。祝福して飲食することを面倒と思わずに企画しましょう。自分と相手とを真剣に考える過程があれば、特別なお祝いの方法はその場でベストのものが思いつきます。
仕事でも個人の生活でも生きていくには、自分を支えてくれる仲間や応援者が必要で、その人達との関係を育てることが重要です。祝うとは、日常とは異なる特別な瞬間をあえて作りだすこと。おめでたいことを喜び将来の幸運を祈ります。まず相手の良い記憶として残り、自分が一生忘れないくらいの気持ちで祝いましょう。
撮影日
2023.12.29
まねき猫の大福帳
担当猫ふじ
創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。
現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。