商人心得帳 71

まねき猫の大福帳

思いやる

「相手をしっかり観察細やかな気遣いを」

野菜の宝船は江戸時代に始まったと伝えられています。得意先の商売繁盛を祈る縁起物、思いやりの現れ。農産物を扱う商人たちが正月の初荷に野菜で宝船を作り得意先に収めた記録が残っています。

今回の心得は、自分自身反省点が多く、しっかりとできていません。これからどうすれば、思いやりのある人になれるか考えてみました。思いやりとは、他人のために気遣ったり同情したりする気持ち。 思いやりのある人は日頃から相手をしっかり観察し細やかな気遣いができる人です。 つまり、相手の立場に立って考える人であり、相手が快適に過ごせるように環境づくりができる人と言えます。

思いやるためには、自分自身の態度が大切。笑顔で接することや、 自分のマナーに気を配ること。イライラしていても、その感情を表に出さないようにします。思いやりの優先バランスをうまく取らないと、人を喜ばせるだけになってしまい、その後の成長がなくなります。結果として、 自分のことを大切にしながら他人のことも考える難しい局面になります。

相手の話にきちんと耳を傾け、自分ばかり話さず、聞き上手になること。真摯に相手に向き合い、自分がそう接してもらいたいように人に接することも大切です。相手は自分自身、暖かい心が大きくなってが巡ってきます。これからは、もっと思いやりの気持ちを持って多くの人と接していこうと思いました。

まねき猫の大福帳

担当猫ふじ

創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。

現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

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