商人心得帳 67

まねき猫の大福帳

超える 「顧客の期待を上回る感動沸騰点」

感動沸騰点とは、このラインを超えると人は自ら行動を起こす集客の沸点。他にしっくりする言葉がないので私が考えました。沸騰点を100度とすると商品やサービス、価格などに行動力など様々な要素が重なって沸騰すると考えます。

アヤックス足なが夢支援で表彰させていただいた二つの団体が1年で大きく飛躍したのは、いずれもこの感動沸騰点を超えたから。子ども食堂カフェ北野様は「毎日行っている」運営方法でありこれがNHKのラジオ放送に繋がったと思います。また、アールスタイル様は販売をしない着付け教室と会場である桑都テラスが「非日常を楽しむ会場」として顧客の期待を上回ったのではないでしょうか。

私にも経験があります。すでに事業整理して今はありませんが24時間宅配サービスを行ったデリバリーマーケット。新しい業態を作り店舗運営を行ったことがあります。この時は「24時間宅配」が注目され雑誌やテレビ各社からたくさんの取材を受けました。

コロナ禍での制約がなくなり、創業も今後活発に。何か一つ感動沸騰点を超えるものがあると集客の柱になります。また、顧客へ認知されやすくメディアから取材のオファーがあるかもしれません。ただ、価格で勝負するのはリスクが大きくよほど考えないと危険です。商品、サービス、店舗などの環境の中で自らできることを探してみましょう。

まねき猫の大福帳

担当猫 ふじ

創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。

現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

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