商人心得帳 62

まねき猫の大福帳

見方を変える。「逆転のヒントは身近にある」

絶体絶命のピンチに新しい一手を考えることも大事ですが、既存の商品やサービスの見方を変えることも重要。例えば、トイレットペーパーの芯は普通はゴミですが、図画工作用の資材と見方を変えれば売り物になります。「メルカリ」で30本900円(送料込み)で販売中。

青森りんごで有名な黒石市の「IRODORI」はまちづくりのNPO法人「横町十文字まちそだて会」が運営する手作り雑貨店。捨てられていたねぷた祭りの絵を製作体験用として再利用、鮮やかな灯ろうやうちわになりお客様に喜ばれています。

「今治のホコリ」は、染色後のタオルの乾燥時にきれいなホコリがフィルターに付着していることに着目。サスティナブルの観点から「西染工株式会社」が廃棄物減少を目指して、キャンプなどで使う着火剤として生まれ変え、優れたパッケージ(2022年度グッドデザイン賞 受賞)やネーミングもおしゃれで大人気になりました。

起死回生のドアが引いても開かない時は、押したりスライドしたら、すんなりと開くかも知れません。力ずくではドアが壊れてすべてはパーです。トイレットペーパーの芯でもホコリでも捨てられた紙でも利益の元。困った時には、まず見方や方法を変えて見ましょう。意外と一発逆転のヒントは身近にあります。

IRODORI

https://www.facebook.com/irodorikuroishi/

西染工株式会社

https://nishisenkoh.com/

撮影日 2022.12.14

 

担当猫 ふじ

創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。

現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

まねき猫の大福帳

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