商人心得帳 7

大切にする。「人も品物も自分自身」

人や品物を大切にする重要さは誰もが知っています。しかし、なぜ大切にしなければならないのでしょうか。人との出会いを大切にすることで、人生は飛躍的に変わります。変わるきっかけは、身近な家族であり、職場や学校の同僚や仲間であり、時には店舗に来店するお客様あったりします。

また、私たちは品物にも囲まれて生活しています。自分の品物、公共機関の品物、職場や学校の品物やお客様から預かった品物など様々です。また、品物を販売することで、店舗は営業でき私たちの仕事が発生します。品物を活用することで便利な生活になったり、時間を有効に使えたりします。

弘法大師空海が中国から持ち帰った密教の曼荼羅には、大日如来を中心に数多くの神々が描かれています。そのすべての神々が大日如来が変身したり化身したりしたものであることを表し、曼荼羅は宇宙を示しています。つまり、私たちの社会生活では、周りの人々は神々であり、身内の人だけでなく、ライバルや敵だと考えている人を含めてあらゆるものを大切にしなさいという教えです。

店舗で共に働く仲間やお客様を心から大切にしましょう。また、商品や備品も大切にしましょう。人であっても、品物であっても自分の好きな人だけを大切にしたり、自分の品物だけを大切にするだけでは限界があります。それらのものすべてを本当に大切にした時、心に変化が現れます。それは自分自身大切にされているという感覚です。身の回りの状況が今の自分自身なのです。

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