夢を見る。「暗闇の中の光と宇宙まで続く青い空」
アヤックス足なが夢支援 表彰記念講演 前半 2022.7.3
私がなぜ今、皆様の前に立っているのかをお話します。40年前の小さな成功体験がアヤックス足なが夢支援のスタートです。
「お父様がお亡くなりになりました。家に帰ってください」中学校3年の春、教室で勉強していると担任の先生から呼び出されました。泣きじゃくる1年生の弟を連れての帰り道、私に「夢」などありませんでした。小学校から吃音に悩み、人前に出ると緊張、引っ込み思案の暗闇の中。塾には行かず、勉強はまったくしません。試験近くに遊ぼうと誘うと「用事がある」と断られました。笑い話ですが、友達が試験勉強しているなどとは一切思いませんでした。
私立の普通科高校にも合格しましたが高校は先生が進める商業高校。こだわりは何もありませんでした。ソフトテニス部に入ると単純に楽しく、少し頑張って練習すると市の大会、1年生でベスト8に入りました。「全国大会に出る!」今、考えると無謀ですが当時は真剣。そこで「夢」という小さな光が灯りました。勉強にも目覚め、試験勉強というものしたら、あっという間にクラスで1番か2番に。自分に驚きました。
努力に努力を重ねましたが、勝ち上がれません。「夢」が消えた3年の大会終了後、「悔しい!大学で全国大会に行く」そこから受験勉強。これも苦戦、今考えると勉強の仕方が分かりませんでした。推薦も一般入試も不合格が続き卒業式にも進路未定。しかし、卒業式後、帰宅すると大学の補欠合格通知が届いてました。再び「夢」の光が少し大きく点灯。その年、商業高校卒業生400人中の大学進学は男子では私だけでした。
大学に入学しソフトテニス部に入部すると1年生からレギュラーに。また「夢」光が大きくなりました。そして、ついに3年生の夏、福島県福島市で開催された全国大会に行けることになりました。理由あって3年生から1年生だけの出場。「夢」の力は物凄い。私は選手であり、マネージャー、キャプテン、監督の代行でした。宿舎を決め切符を買い、手のかかる後輩を率いオーダーを組み、大声でエール交換。「夢」を持ってから、たった数年で人間的に大きく成長しました。しかし、全力で戦うも個人戦、団体戦とも1回戦負け、そう甘くはありません。インターハイでもなかったし3年も時間がかかりましたが、「夢」は叶いました。福島のとても暑い夏、汗がしたたり落ち、空を見上ると真っ青な空。多分一生忘れません。どこまでも、宇宙まで続いているように感じました。
今でも脳裏にあるこの小さな、小さな成功体験が私を変え、努力は実る、「夢」は叶うとそれからは思えるようになりました。
画像は着付け教室「アールスタイル」での講演と表彰状
株式会社アヤックス
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アールスタイル
渡邊美穂子 撮影 mommy
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