まねき猫の大福帳
群を抜く。「熱意は伝染する。クリスマスケーキ300個を1人で販売した店長」
商店街でもクリスマスの飾りつけが進み、店舗では、ケーキ予約のアナウンスが聞こえてきます。この時期になると必ず思い出す、スーパーマーケット新入社員時代の話。ずいぶん前のことですが、担当猫のふじは知っています。クリスマスセールに店長が1人で300個、店舗では500個ぐらい販売、まさに桁外れ、群を抜く実績でした。
初めはケーキ販売に関心のなかった私も、しつこく朝から晩まで言われると逃げ場がなくなります。人はケーキの予約で評価され、グラフを作り部門で、叱咤激励。店長の熱意がスタッフたちに伝わる光景は、現在のコロナウイルスのクラスター、取引先も巻き込んでメガクラスターが発生したようでした。私も親戚や知り合いにに声をかけまくり、成果を上げ褒められましたがクリスマスイブには夜遅くまで配達した苦い経験になりました。
店長にも色々なタイプがいます。優しい、厳しい、明るい、暗いから大雑把、緻密、ポジティブ、ネガティブ。売上重視、利益重視、強いリーダーシップ、気遣いチームリーダーなど。今回の店長はイベントにはやたらと強い、誰にもまねの出来ない熱意を持っていました。今では責任問題になるような恥ずべき行為ですが、時代が時代、熱意の一言でで許されていました。
数年後、そのスーパーマーケットの売上1番店で私が部門チーフで移動、栄転したその店長の下で働きました。ケーキだけの要因でありませんが、社長は店長を店長は私を評価したようです。それからしばらくは群を抜く売上、利益をたたき出しましたがそこまで。やはり様々な能力がないとビジネスマンは大成しません。また、人に物を頼むと何かとそのお返しが大変です。お客様への告知方法に創意工夫して、数は、はるかに少ないものの今年は昨年の3倍予約を取れています。
撮影日 2022.11.29
担当猫 ふじ
創業者の名前から命名。この物語の主猫公。一番大切な考え方、行動の基本を最もシンプルな言葉で伝えます。左手を挙げるまねき猫は人を呼びます。
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。
現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
まねき猫の大福帳
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