商人心得帳 48

先を読む。「苦労は先に。結果を出す秘訣」

まだ若い頃、悪い結果が出てから、なぜあの時にと悔やむことがありました。何度も繰り返していたので、結果が出る以前に、今のやり方でいいのか自分に問いかけるようになりました。

長く仕事をしていると成功と失敗が交互に繰り返しています。成功の有頂天の時に失敗の芽が出ていますし、失敗して、もがき苦しんでいる時に成功の種が出ています。

江戸時代、北前船が商人に莫大な利益を生み出しました。荒れる日本海の航海では、それは多くの苦労があったでしょう。侍が身分制度の頂点にに立ち、商人は最も低い身分。明治維新で侍の時代は終わりましたが、実際は、それ以前に経済の主役は交代していました。

業務に追われ疲れている時に、更に予測して業務を増やすことは勇気や体力が必要です。しかし、ここで経験値を活かし先に苦労してみましょう。先を読んだ最後のひと苦労結果を出す秘訣です。

世田谷区の重要文化財、大場家住宅は代官屋敷。 白州跡が残っています。ここまで来る前に対処を。

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