まねき猫の大福帳 388
山田駅周辺 「やまだ駅から、やまた歩き」
八王子の「山田町」の正しい読み方は、「やまたまち」。由来は、片倉城の重要な耕作地であった三つの田んぼ「散田」、「三田」、「山田」からとも、広園寺のある付近の土地を「山田（さんだ）」と呼んだことからとも諸説あります。京王電鉄高尾線の山田駅は「やまだえき」と読みます。山田町にある「山田小学校」は、「 やまたしょうがっこう」。「やまた」が正式な呼び方らしいですが、私の周りの人は、すべてを「やまだ」と呼びます。そんな、山田駅の徒歩圏内をひとり歩き。
始めに行った、八王子の五重塔で知られる天海山 雲龍寺は曹洞宗（禅宗）のお寺。この寺の片隅に一部の方しか知らない3人の銅像。被害を受けた国の慈悲で今の日本があることを忘れてはいけないと、後世への警鐘のため、足利正明師が作りました。ジャヤワルデネ（スリランカ）、蒋介石（中国）、ダグラスマッカーサー（アメリカ）が並び、日本再建の三大恩人との刻字。平成元年にジャヤワルデネ元大統領（スリランカ）が雲龍寺に招かれ、園児を前に元大統領は、「皆さん、世界の平和は、こうして人と人が出会い、お話をすることが大事なんですよ」と話されたそうです。私と娘は、銅像を建てた雲龍寺の光明第五保育園出身。
次に行った、豊かな自然を見渡せる小比企の丘の、放牧場を望む大きなテラスの建物が東京ファームビレッジ。庭も広く開放的で牧場を見下ろす椅子が用意されています。家族に食べてもらいたいもの、食べさせたいものを提供することをコンセプトに東京八王子の酪農家、農家×職人が結集。磯沼牧場「ISONUMA MILKSTAND」、バーゼル洋菓子店「FARM BASEL」、小比企町に農園を持つ中西ファームなどのショップやカフェがあり、磯沼牧場で牛や羊などを見学できます。
食べたい気分で変えますが、ココテラスは北インド系カレーの専門店。以前はカレー専門店として有名な「これく亭」として営業。数十種類のスパイスを調合、少し辛口ですが一度味わえば、また来たくたくなる味です。カレーと黄金色のピラミッドライス、彩り鮮やかな野菜の盛り付けが綺麗。また、専用の農園があり無農薬で野菜作りを行っているとのこと。最近も投稿した淳ちゃん寿司は、職人としての腕はピカイチ。グローバル寿司チャレンジ2015世界チャンピオンのお店です。ネタは新鮮、メニューも豊富で何を頼んでも期待値以上。最近ではメディアの露出も多く、食べログなども高評価です。
約50年前は都の史跡に指定されている広園寺（こうおんじ）くらいでしたが、人気のスポットができたり、地道な努力が評価されたり、立派な建造物を建てたり見どころたくさん。少し足を延ばせば、オオサギや野鴨が集まり、たくさんの鯉が群れ橋からみられる湯殿川の大橋や中西ファームもあります。これからも、自分なりの人気スポットをエンジョイウオーキング。
天海山 雲龍寺
https://unryuuji.jphttps://unryuuji.jp/
東京ファームビレッジ
https://www.tokyofarmvillage.me/
ココテラス
https://mensapoboss.wixsite.com/cocoterrace
淳ちゃん寿司
https://www.instagram.com/jibikijun/
アクセス
京王高尾線 山田駅より 徒歩圏内
撮影日2025.2.14
まねき猫の大福帳
https://ayax1922.co.jp/manekineko/
担当猫たか
観光資源や神社仏閣、イベントなどを歩き情報を収集し店舗運営に活かします。八王子が誇る世界一登山者が多い高尾山から命名。
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
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