まねき猫の大福帳
南浅川橋周辺 「紅葉の川沿い、色葉散る」
八王子いちょう祭り、わくわく広場の本部のお手伝いをしました。イベント警備の合間に、川沿いを散策。秋になり樹々が色づいていくと、まだ赤色や黄色に染まっていない葉がある一方で、すでに紅葉した葉が散っていくこともあります。そんな2つの状態が同時に存在していることを表す「色葉散る(いろはちる)」の一日。
南浅川橋は、昭和11年(1936)に設置されたコンクリートアーチ式の橋です。南浅川に架り、多摩御陵(武蔵陵墓地)への参道となっています。御陵参道の橋であり、威厳のある形式と周辺の自然との調和を考慮したデザインが施されているのが特徴。八王子八十八景水辺の景にも選ばれています。
浅川(あさかわ)は、八王子市と日野市を流れる多摩川の支流のひとつ。平時は水量は少ないものの、護岸設置前は豪雨の際に氾濫する川として、築堤と災害復旧を中心に戦前から改修工事が行われていました。
40年前卒業した大学でお世話になってたゼミの先生が「忙中閑有り(ぼうちゅうかんあり)」と言っていたことを思い出しました。「落葉舟」は、落ちた紅葉の葉っぱが、水面に落ちて小舟のように浮かぶ様子をあらわす言葉。「紅葉の筏(いかだ)」や「木の葉の舟」と同じ意味の表現。歩きながら、幾つかの秋の言葉が浮かび私なりの秋を感じました。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫たか
観光資源や神社仏閣、イベントなどを歩き情報を収集し店舗運営に活かします。八王子が誇る世界一登山者が多い高尾山から命名。
南浅川橋
所在地
東京都八王子市長房町、東浅川町
アクセス
JR・京王線高尾駅から徒歩約20分。
JR・京王線高尾駅から京王バス京王八王子行き
「御陵前」下車徒歩約5分
京王八王子駅・JR八王子駅北口からバス「八王子医療センター経由舘ケ丘団地」行で高尾警察署前下車徒歩5分
車 圏央道高尾山ICから国道20号を市内方面へ、多摩御陵入口交差点を入る
撮影日
2023。11.19
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