まねき猫の大福帳 329
平日握りCセット(うに入り)
菊寿司
「普通にこれやったら、絶対つぶれるほどのランチ」
店内完全予約制のお店とはどのようなものか、という疑問を持ちながら数年。意を決して事前予約でランチに訪店しました。法事の需要が多いためか、お座敷席にテーブルと椅子を置き、靴を脱いで食べるスタイル。平日握りCセットは、特上寿司のクラスのにぎりセットです。寿司またはチラシ寿司、天ぷら、茶碗蒸し、味噌汁の組み合せ。
驚いたのはネタの大きさ、普通の倍くらいの厚みがあります。調べたところネタの大きさは、お店で通常約12g、平均だと約15g 。大きいお店で約20g、菊寿司では、約24gです。シャリはネタの大きさで調整しますが、約15g前後のお店が多く、回転寿司は約18g、菊寿司は、22gで握っているそうです。女性は食べきれないかもしれません。シャリは、小さめでも握ってくれます。まぐろは4貫、帆立、うに、サーモン、海老など、驚きのクオリティとボリュームで11貫の握り寿司。一度出前を頼んだら、次からリピート顧客になるのもうなずけます。
自慢のまぐろは旨味があり美味しく、ネタもシャリも大きめなので、口に入れた時に満足感があります。天ぷらは野菜中心に6品、海老、茄子、南瓜、ししとう、エリンギ、玉ねぎ。茶わん蒸しは鶏肉や椎茸の素材の味が引き立つ上品な味。旨みたっぷりのしじみの味噌汁が付いてこのお値段は特筆すべきものがあります。
大将は小金井の歴史ある、菊寿司で修行し親方に認められ、のれん分けされ、現在60歳。前の店舗と合わせて椚田遺跡公園通り周辺で33年営業しています。味と自慢の寿司で年々出前が増え、予約なしのお客様をお断りすることも多くなり、2年前くらいに店内完全予約制へ移行。完全予約制にすることにより営業時間が予約で満席になり、効率よく売上は上がったとのことです。豊洲市場に行き、目利きして直接仕入。まぐろは部位ではなく一本買い、出前と店内予約、法事などでうまく使い切ることでこの価格が成り立つとのことです。「普通にこれやったら、絶対つぶれる」と自信をもって話していました。
菊寿司は店内完全予約制のため、基本的に一人前セットの注文です。出前が約8割のためネタの種類は多くなく、お好みの追加は、限られた品目から選びます。全体的に上質でお値段はリーズナブル、満足感あふれ美味しいお寿司でお腹いっぱいになります。とても美味しくて良心的なお店だと思いました。
まねき猫の大福帳
まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
「食べてみたら、おいしかった」
担当猫まさ
美味しいものを、人から人へ手渡しで伝えていく感動のバトンタッチがテーマ。この通販ブランドを作ってくれたコピーライターから命名。
平日握りCセット(うに入り)
2600円(税込み)※うになしは、2400円(税込み)
店名 菊寿司
住所
東京都八王子市椚田町513-7
電話
042-668-4664
定休日
火曜日
営業時間
店内完全予約制
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
駐車場
有り
撮影日 2024.10.9
アクセス
京王線 めじろ台駅から徒歩約10分
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