2024年7月22日 2024年8月2日 ayax

「食べてみたら、おいしかった」30

まねき猫の大福帳 297

ラーメン　タンタン

「ラーメンTOKYO百名店2023とまねき猫伝説」

「ラーメンTOKYO百名店2023」に選ばれ、都内でも屈指の人気と評価を誇るお店。営業時間も短く、いつも行列。訪店の難易度が高く4年以上前を通るものの、並ぶ時間がなく諦めていました。しかし、まねき猫伝説に似た突然の、にわか雨の日、奇跡的にほぼ待ち時間なしで入店。1980年にオープンした老舗、木の看板に赤字でタンタンの店名と、赤い暖簾にラーメンの文字。八王子ラーメンの頂点との投稿もある「タンタン」にようやく着席。

スープは、八王子ラーメンの王道の醤油ベース。比較的スッキリした濃い色のスープは、コクがある味わいです。すりおろしに近い優しい口当たりの刻み玉ねぎと相性は抜群。歯切れの良い食感の細麺、店内には知り合いの田村製麺の文字がありました。

八王子ラーメンは、醤油ベース。透明なラードが表面を覆っています。トッピングは、チャーシューやメンマの他に、刻み玉ねぎ。おもに豚骨・鶏ガラを使ったダシに中細の中華麺です。発祥のお店とされる「初冨士」が、北海道旅行で刻んだ玉ねぎが入ったラーメンと出会い、玉ねぎの食感を損なわずに辛味を抜いたスープが作れないかと工夫を重ね考案(諸説あるかもしれません）されたとも。後に、八麺会が八王子ラーメンの定義を改めて明確にし、シティプロモーションとして町おこしにも活用しています。

先代亡き後、現在は娘さん・お孫さんで切り盛りされているとのこと。接客を行いながら、もの凄いの速さで調理していました。理想の盛り付けに1ミリ単位で微調整。女性スタッフの丁寧さが印象的でした。思いが叶って、4年越しでやっと来れたことを熱弁すると「ありがとうございます」と優しいお言葉。ラーメンTOKYO百名店とまねき猫伝説、恐るべし。

※ラーメンTOKYO百名店2023

株式会社カカクコムが運営するレストラン検索・予約サイト「食べログ」で、食べログユーザーから、「食べログ百名店」はジャンルごとに高い評価を集めた100店を発表するグルメアワード。2017年より数々のジャンルで毎年発表しており、「ラーメン百名店」は今回で7回目の発表。タンタンは4回選出されています。

※まねき猫伝説

江戸時代、彦根藩二代藩主の井伊直孝が鷹狩の帰り、白い猫が手招きし雷雨や落雷から救われました。世田谷の豪徳寺では招福猫児(まねきねこ)として祀り、これがまねき猫発祥の地とする説があります。のちに、ゆるキャラブームのひこにゃんのモデルになり全国的に人気になりました。

まねき猫の大福帳

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

「食べてみたら、おいしかった」

担当猫まさ

美味しいものを、人から人へ手渡しで伝えていく感動のバトンタッチがテーマ。この通販ブランドを作ってくれたコピーライターから命名。

タンタン

エックス

https://twitter.com/ramen_tantan

インスタグラム

https://www.instagram.com/explore/locations/1735846043155428

メニュー

ラーメン並　　700円（税込み）

ロースチャーシューメン並　　1000円（税込み）　

バラチャーシューメン並　　　1000円（税込み）