2025年3月8日 2025年3月8日 ayax

「食べてみたら、おいしかった」 51 喫茶店 1

まねき猫の大福帳 385

シングルオリジンコーヒー

コスタリカ（ピーベリー）ボルカン

アスール農園

憩（いこい）

「昭和に行けるサテン型タイムマシーンのコーヒー」

喫茶店のことを、「サテン」というのが、もはや許されないなら、純喫茶。JR八王子駅北口から、徒歩で約5分にある老舗の喫茶店「憩（いこい）」を訪店。一般に「純喫茶」とは、アルコールを置いていない、いわゆるコーヒー専門店を指します。2021年に食品衛生法が改正されるまでは、カフェと喫茶店は営業許可証に違いがありました。喫茶店の営業許可は廃止されたため、現在はこうした喫茶店とカフェとの法的な区別はなくなっています。令和では、この業態を「カフェ」と呼んでいる人もいます。

昭和43年、初代のご夫婦が始められ、現在は二代目のご夫婦を中心に営まれるお店。「憩」の店名は、ゆったりくつろげる憩いの場になれるように付けたそうです。実は、ご主人は高校の軟式テニス部の後輩。奥様には「テニス部の大先輩」と紹介していただき、約50年前に戻ったような感覚でした。ご主人にお薦めをお聞きして、上記のコーヒーとフルーツロールとセットで注文。飲み物にケーキを付けると600円のケーキが450円になります。

シングルオリジンコーヒーは、特定の原産地や地域のみで栽培されたコーヒー。農園ブランド「ボルカンアスール」は、芳醇な香りと甘みのある後味が特徴です。ピーベリーとはコーヒー豆の品種ではなく、丸豆のこと。本来コーヒー豆は、1つの実の中にコーヒー豆となる生豆が2粒向き合うように入っており、楕円の形状から平豆（フラットビーン）と呼ばれます。ピーベリーは、1つのコーヒーの実の中に種子が1つしか入っておらず、丸い形をしたコーヒー豆。収穫量の5〜20%という希少な豆で、より風味が凝縮された味わい。「憩」は、ネルドリップかサイフォンか、コーヒーの淹れ方を選べます。ネルドリップでおいしいコーヒーをいただきました。

昭和54年の改装当時のままの店内、広々として、ゆったりくつろげます。昭和に行けるサテン型タイムマシーンなのか、昭和から時間が止っているのか。コーヒーは種類が豊富で、メニューに説明書きもあるので詳しくなくても安心です。「復刻憩のプリン」の評価が高いのですが、この日は早くも品切れ。残念ながら、次回の楽しみにします。貴重な素晴らしい八王子の純喫茶。夫婦仲良く、今後も市民の憩いの場として末永く営業して行けるよう、心より願っています。

まねき猫の大福帳

https://ayax1922.co.jp/manekineko/

まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を７コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこで、アヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組）のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。

「食べてみたら、おいしかった」

担当猫まさ

美味しいものを、人から人へ手渡しで伝えていく感動のバトンタッチがテーマ。この通販ブランドを作ってくれたコピーライターから命名。

シングルオリジンコーヒー

コスタリカ（ピーベリー）ボルカンアスール農園

800円（税込み）

フルーツロール

600円（税込み）

飲み物にケーキを付けると600円のケーキが450円になります

店名

憩（いこい）Instagram

https://www.instagram.com/kissa_ikoi802/