まねき猫の大福帳 402
ハナダイコン(花大根)
「大根と言っても花、若芽や若葉を食べます」
浅川沿いで、紫がかった濃いピンクのハナダイコンの群生地を見つけました。名前の由来は、花の形と色が大根に似ていることから。また、紅紫色の花で食べられるからムラサキハナナ(紫花菜)とも呼ばれます。また、英名の一つの「Dame’s violet」は、「貴婦人のスミレ」という意味、薄紫色の花の総称としての「スミレ」という名称が与えられた可能性があるそうです。
中国東部から朝鮮半島が原産です。欧米では、最も伝統のある園芸植物。日本へは江戸時代に渡来し丈夫な植物で、こぼれ種でもよく増えるので、至る所で野生化。道路脇や林の外縁によく生え、一部の地域では侵略的外来種と考えられています。
大根と言っても根の部分ではなく、花、若芽や若葉を良く洗い、生で野菜サラダ、豆腐サラダなどに散らしてにして賞味。個性的なクセがあり美味との声もあるようです。
調べると、中国三国時代の蜀(しょく)の軍師諸葛孔明(しょかつこうめい)が、食料の野菜として栽培することを広めたことから、諸葛菜(ショカツサイ)の名もあるそうです。ハナダイコンや貴婦人のスミレと呼んだり、侵略的外来種や食料の野菜と言ったり、人からの評価は、時代や環境で随分と変わるものです。
まねき猫の大福帳
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まねき猫は私が目指しているもの。大福帳とは江戸時代に日本全国に普及した商業帳簿のことです。現在、店舗や企業、心やさしき人に向けてSNS投稿を7コンテンツ行っています。この情報に親しみや関心を持ち楽しく伝えたい。そこでアヤックス小比企町店に実在する8匹(ペア1組)のまねき猫に名前とストーリーを与えて共に街歩きし情報を発見、収集し投稿していきます。
担当猫 いく
唯一手を挙げていない猫の置物。ある芸術家が作ってくれた大切な贈り物。花を通じて健全な人間を育てて「いく」から命名。手を上げられない人の声も大事にしていこうという意味も持ちます。
大和田河川敷広場
所在地
八王子市大和田町三丁目11先
トイレ
あり(常時開放 男女共用)
駐車場
なし
撮影日 2025.4.7
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